当協会について

「アントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会」は2021年3月 

一般社団法人 日本アントロポゾフィー看護協会

(英語名 Japanese Association for Anthroposophic Nursing、略称:JAAN)

となりました。

 

ご挨拶

2021年5月25日

日本におけるアントロポゾフィー看護の教育・実践の普及をめざして

 アントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会は、今年2月25日に一般社団法人日本アントロポゾフィー看護協会として法人に移行しました。
 
 当会の前身のアントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会が、2008年に発足してから今年で14年が経ち、2009年からスイスより講師を招き開催しています国際アントロポゾフィー看護ゼミナール(4年間)は、今までに36名が修了し、現在コロナ禍の中、オンラインでの講義を取り入れながら第3期生23名が学んでいます。

 アントロポゾフィー看護を実践できる看護師の育成とアントロポゾフィー看護の専門性を高めるため、スイスに本部のある精神科学自由大学の医学セクションの国際アントロポゾフィー看護協議会と連携しながら、アントロポゾフィー看護の質を高めていきたいと考えています。

 一般社団法人日本アントロポゾフィー看護協会に移行しましたが、今年9月末までは、任意団体であったアントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会の事業を引き継ぎ、少しずつ新体制を確立し、会員の皆さまが気軽に事業に参画できるように、そして、日本においてアントロポゾフィー看護が実践され、それが日本の医療に受け入れられることを目指しています。

 つきましては、アンロトポゾフィー看護が日本に相応しい形で発展できますように、皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
 

一般社団法人 日本アントロポゾフィー看護協会
代表理事 久保さえり

 
法人設立の経緯については「設立趣旨書」をご参照下さい。
一般社団法人日本アントロポゾフィー看護協会の「設立時役員」「定款」はこちら

「アントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会」の全ての会員の皆さまへ

 法人化に伴い、任意団体会員の皆さまには改めて「一般社団法人日本アントロポゾフィー看護協会」への入会申込みが必要となります。2021年12月末日までに法人への入会申込みをされた「アントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会 会員」の皆さまは入会金の免除となります。お早めのお手続きをお願い致します。

第33回公開講座  アントロポゾフィーの共同体  ~看護師が観たスコットランド・ブラジルのコミュニティ~

今回のテーマは「アントロポゾフィー」の共同体です。
COVID-19感染拡大予防のために人々の繋がりが分断され、新しい生活様式が始まり、個々の物質的な距離が開く状況において、コミュニティの再認識が必要だと感じています。
今回、二つのアントロポゾフィーに基づいたコミュニティを体験した看護師二人(アントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会の会員)が話題提供をしてくださいます。スコットランドからはキャンプヒル活動という障害を持つ人も持たない人も共に人生を共有する持続可能な生活共同体の場について、ブラジルからは貧しい人々が集まる居住地域で、自分たちの暮らしに必要な福祉・医療・教育を自助と共助で作り始めたコミュニティについて、それぞれのコミュニティがどのように継続発展してきたか、またコミュニティ内の人との繋がりについてお話して下さいます。 オンラインですが参加者様同士が話し合える場も設けています。二つのアントロポゾフィーの共同体のお話を聞き新しい時代のコミュニティ、人とのつながりについて話をしてみませんか?

【開催概要】
■日時:2020年8月2日(日)
 9時30分~12時30分(9時20分から会場に入れます)

■講師:久保さえり氏
看護師、病棟勤務を経て、看護教官として数年働いた後、渡英。アバディーンのキャンプヒル共同体にて、7年程コーワーカーとして働く。この間キャンプヒル看護師のコースを修了し、アントロポゾフィーのクリニックで、半年間研修を行う。その後、 アントロポゾフィー関連のメディカルセンターで、外用療法士として働きながら、アントロポゾフィーに基づく絵画・造形療法士を取得。2009年帰国後、アントロポゾフィー看護ゼミナール修了、リズカルアインライブングスペシャリスト取得。現在は、親の介護をしながら豊中のほっとメンタルクリニックを拠点に、 大阪や神戸で絵画療法・リズミカルアインライブングの施術を行なっている

 末永美紀子氏( 特定非営利活動法人こどもコミュニティケア代表理事)
看護師・保健師・保育士・認定心理士:兵庫県立看護大学卒業後、大学病院・小児専門病院で病棟勤務。出産退職後に自宅で医療的ケア児を含む統合保育施設を非営利任意 団体として創設。2008年にNPO法人化。現在は認可保育園・小規模保育事業・障害児通所支援事業を運営。 2019年に中央競馬馬主社会福祉財団の海外研修生としてアメリ カ・ブラジル・オランダ・スコットランドの医療福祉組織を訪問。神戸市で夫と2男の4人暮らし

■お支払い:peatixの会のページからチケットご購入してください。
https://antrons33.peatix.com/
チケット購入ボタンから申し込み支払い画面でATM、コンビニ、クレジットカード払いか選択してください。
■参加方法:お支払い後peatixよりZOOMに飛ぶ視聴ページ案内がメールで届きます。
■参加要件:
 ①PC、スマホ、タブレットなどの通信機材が用意できる方
 ②安定したネット回線がある方
 ③zoomのアプリを入れて準備のできる方。
 ④申し込みの名前へzoom画面の名前を変更。
  zoomの名前の変更の仕方 https://app-story.net/zoom-renaming/

■定員:100名

■リハーサル
 zoom利用初めてで心配な方に向けて基本的な操作を練習する場 を設けました。
 こちらからチケット購入してください。(無料)
 日時:2020年8月1日(土)20時~20時40分
 無料チケット購入はこちらantrons33rh.peatix.com
 
■参加費
今回はcovid19の世界的流行という状況において会では初め てのオンライン講座となります。この機会にたくさんの人にアントロポゾフィーの世界を知ってもらいたい、対面で集まれない中皆さんとコミュニティの力を再確認したいという願いを込めて通常の講座よりも参加しやすい価格にしました。当日みなさんと繋がれることを楽しみにしています

一般:1500円
会員/日本アントロポゾフィー医療の会会員:1000円
*一旦振り込まれた参加費は返金できませんのでご了承ください。
*ネット環境の不備で聞こえなかったなどのトラブルに対して返金対応できません。ご自身の責任でお願いいたします。

終了:第32回公開講座
「高齢者へのアントロポゾフィー医学的な観点」

大好評につき終了しました、次回の公開講座が決まりましたら、お知らせ致します。

第32回公開講座「高齢者へのアントロポゾフィー医学的な観点」

2019年12月15日(日)14:00~16:30 [開場13:40]
すみれが丘ひだまりクリニック
神奈川県横浜市都筑区すみれが丘13-3

講師:志水祥介氏

わたしたちにとって、「老いる」とはどういうことでしょうか。
現代社会はますます情報通信が中心になり、コミュニケーションや生活手段は電子化し、子どもから高齢者にいたるまで、すべての人間生活に大きな変化がおきています。現代社会では、上手に老いることがますます困難になってきています。高齢者の貧困、独居、老老介護、認知症を含めた高齢者医療、自殺、事故など様々な課題が山積しています。このような現代の高齢者の心身をどのように捉え、そして、どのように健康を形成していけばよいのでしょうか。この講座ではみなさまと一緒に、高齢者/老いることの全体像について、アントロポゾフィー医学的な観点から考えてみたいと思います。

参加費:会員/医療の会会員3000 円 一般3500 円 学生1000 円
※事前申込の上、お振込みをお願いします。 尚、当日お支払の場合は500円増しとなります。

志水祥介氏 プロフィール

駒木野病院 内科・神経内科医長/高齢医療センター副センター長。アントロポゾフィー医学認定医師。これまで、総合病院の神経内科専門医/指導医、僻地・離島医療の総合診療、在宅医療の家庭医などの様々な実地医療を経験。現在はこれまでの経験を集約し、精神科医療における身体診療の充実をテーマに活動中。現アントロポゾフィー医学の医師会会員、前理事/元副代表。

お申し込みは、氏名、連絡先、種別(当会会員/医療の会会員/一般)、職種を
記載の上、看護職の会事務局まで、メールかFAXでお申し込み下さい
折り返しご案内を致します。参加費はその後にお振込み下さい
メール:anthro-nr(ア)rel-int.jpn.org ※(ア)は@に置き換えてください
FAX:050-3415-3190

第32回公開講座チラシ表

第32回公開講座チラシ裏