会報2017年春号が発行されました

kaiho201704
会員・準会員の皆様

看護職の会会報2017春号が発行されました。

新緑の美しい季節となりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。アントロポゾフィーに根ざした栄養学の連続3回シリーズ2回目
「栄養素」
を薬剤師の江崎桂子さんに寄稿いただきました。

4月28日のメールをご確認下さい。交流促進委員会
中村さよ子
村上典子

看護職の会会報2017新春号が発行されました。

kaiho201701
会員・準会員の皆様
看護職の会会報2017新春号が発行されました。

アントロポゾフィーに根ざした栄養学の連続3回シリーズ1回目
「私たちは食べたもので作られるのでしょうか?」
を薬剤師の江崎桂子さんに寄稿いただきました。
1月29日のメールをご確認下さい。

交流促進委員会
中村さよ子
村上典子

プロフィール

 

当協会のプロフィール

日本国内では容易には学べない、「アントロポゾフィー看護」を学びたいと希望する有志の看護職の者たちが集い、この会を立ち上げ、海外からの講師を招いて実践的なゼミナールの開催するなど、学びの機会をつくってきました。

 

アントロポゾフィー看護とは

アントロポゾフィー医学は、20世紀初頭にルドルフ・シュタイナー博士が創始したアントロポゾフィー(人智学)の考え方を基に、イタ・ベーグマン医師の協力を得て創始されました。その後ヨーロッパで発達したこの医学は、人間を体、魂、精神をもつ霊的な存在であるとの観点に立ち、自然科学的な考えかたと精神科学的な考え方の統合によって、単に肉体だけでなく、心魂や精神を持つ存在として人間を総合的にみて、従来の医療をさらに拡張した医療を提供しようとするものです。
アントロポゾフィー看護は、このアントロポゾフィー医学を基にした看護です。より広い観点から病を持つ人々をみて、その人々をより理解し、その治癒力を最大限に高めるための看護をしていこうとするものです。



  

 

アントロポゾフィー医療について

 

 

アントロポゾフィー看護ゼミナール 概要

日本アントロポゾフィー看護協会は、国内に於いてアントロポゾフィー看護を学ぶための場を設けています。
そこには、初めて学ぶ方のための「基礎コース」と、基礎コースを修了した方を対象にした「アドバンスコース」があります。
当会が主催するこの「基礎コース」は、ゲーテアヌム精神自由大学医学部門に於いて、アントロポゾフィー看護師を養成するコースとして公認されたものです。その概要を以下にご紹介します。

 

アントロポゾフィー看護師養成のための基礎コース

看護師、あるいは准看護師の免許をお持ちの方が対象となります。

A. 基礎コースの目的:

アントロポゾフィーの基本的な人間観と世界観、医学・看護に関する基礎知識を学び、その認識に立ってアントロポゾフィー看護の技術を習得する。受講者は、セミナー期間に留まらない学習(自己学習)を深めることで、患者の目に見えない部分も含めた全体像を把握し、それを基に、より全人的な看護ができるようになる事を目的とする。

B. 基礎コースの内容

I. 到達目標
1. アントロポゾフィー医学・看護の基礎となるアントロポゾフィーの基本的世界観と人間観を理解する。
2. アントロポゾフィー医学・看護の基本的な理論を理解し、基本的な看護技術(主に外用手当)が施術できる。
3. アントロポゾフィー看護を実践していく上で必要な、看護師自身の発展のための基本的な修練の方法とセルフケアについて理解する。

II. 内容の詳細
1. 人間の本質と、それに基づく医学
アントロポゾフィー医学の基本となる世界観、人間観を理解する。自然界の力、宇宙からの力にどのようなものがあり、私たち人間はそれら諸力とどの様な関係性を持ち、どのような影響を受けながら生きているのかを考える。
A) 四層構造:人間の四層構造、四大元素、四つの気質
 自然の中にある四大元素を理解し、人間との関連を考える。さらに、人間を構成するものを理解し、その本質に迫る。
 人間に現れる四つの気質を考察する。
B) 三分節:人間の三分節、二つの極とそれを取り持つもの。健康と病気の理解。
 三分節とは何か、またその背後にあるものは何か。人間の解剖・生理・人体の諸機能を、人間の全体性の中で捉える。
 三分節の理解の上に立って、人間の健康とは何か、病気とは何かを考える。
 R.シュタイナーの講義「見えない人間」の、考え方を知る。
C) 七層構造:人生の7年周期、七つの生命プロセス・七つの学習プロセス、七惑星・七つの臓器・七つの金属
 人間の健全な発達の原型、7年ごとの発達周期を見る。その中で、身体・魂・精神のそれぞれの発達とメタモルフォーゼを考察する。
 人間にみる“七つの生命プロセス”を学び、学習のプロセスの中にその対応を見つける。
 “七つの学習プロセス“を自分たちの学習に照らし合わせて実践する。
 地球を取り巻く七つの惑星と、人体の持つ七つの臓器(マクロコスモスとミクロコスモス)の照応、さらに七つの金属について考察する。
D) アントロポゾフィーにおける死生観:輪廻転生とカルマ、死のプロセス
 人間の死のプロセスを学び、輪廻転生やカルマについて知る。それによって、人間存在の本質(精神の核)は唯一無二の自由な存在であり、輪廻転生を通して発展していくものであることを学ぶ。日本の終末期医療における現状とアントロポゾフィー医療の実践を知る。
 アントロポゾフィーを基礎にした司祭の話を聞き、人間の生と死を、身体面・精神面の双方から捉える。
E) 黄道十二宮と12感覚
 地球を取り巻く12の星座と人間の関わりについて考える
 人間の持つ12の感覚を学ぶ
F) 臨床:アントロポゾフィーの観点からの疾患の理解
 身体における四層構造・三分節を医療現場でどう捉えるか、疾患をどのように理解するかを、アントロポゾフィー医師から学ぶ。
 特に、惑星・臓器・金属の理解に照らして、心身疾患を理解する。
2. 人間を取り巻く世界の理解と薬学
A) 植物の理解:植物観察(ゲーテ的観察)による植物の理解、植物由来の薬の理解
 植物の観察(ゲーテ的観察)を通してその本質に迫る。実際に、時間をかけて植物を観察し、記録を残す。
 実際の治療・看護手当に用いられる様々な薬用植物を理解する。植物の本質に近づくことで、その素材の治癒的力の理解に繋がり、素材との協働が可能となる。
B) 金属の理解:ミクロコスモスとマクロコスモス、金属製剤の理解
 惑星・臓器の関わりから、対応する金属の意味を知る。外用手当に用いられる金属製剤を学ぶ。
C) 薬学概論:三原理を含む、アントロポゾフィー製剤の基本的理解。
 治療の歴史的流れを知り、アントロポゾフィー医学の基本的考え方を知る。
 三原理(塩-水銀-硫黄)の理解と、人間・植物の対応を知る。
 アントロポゾフィー薬剤に用いられる製剤方法の基本的知識を学ぶ。また、アントロポゾフィー医療に特徴的な薬剤を知る。
3. アントロポゾフィー看護の理論と実習
A) 総論
 環境の整え方、記録、共同作業
 四層構造・三分節に則した観察の手がかりを学び、症状の観察・日常生活の観察に応用することを学ぶ。
 アントロポゾフィー的視点に立った病気の理解に立ち、様々な症状に対するアプローチを知る。
 終末期と死後の看護、痛み・苦痛のケアの実際を学ぶ。
 IFAN、ICANAについて知る。
B) 黄道12宮と人間の12感覚、12の看護の所作
 12感覚と照応した、「12の看護の所作」を学び、実践への手がかりをつかむ。
C) 外用手当の理論と実習:アントロポゾフィー医療に特徴的な様々な外用手当を学ぶ。
医師の処方を理解し、素材の特徴に則した準備ができ、患者の観察を含めた適切な実施ができることを目指す。
1. リズミカルアインライブング※1
 アインライブングのための理論を学び、用いられる素材の理解を深める
 全身アインライブング、部分アインライブングの実習をする。
※1 全身アインライブングの施術認定を取得するためには、1年間の自主学習の積み上げが必要です。具体的には、指定されたレポートの提出と、1年後の実技試験の合格が必要となります。
2. 巻き湿布・当て湿布
 湿布の理論を学び、用いられる素材の理解を深める
 様々な湿布を体験し、実習する。
(セミナー期間中には、実技のための時間が充分ではありません。そのため、参加者同士によるその後の自主学習で、各自が実践の力を積むことになります)
3. その他のケア
 足浴、ハーブティ、吸入などについて、その理論を学び、実習をする。
D) 看護者の発展
 「魂の暦」「サマリタンコース」について学ぶ
 自己成長のための瞑想・修行について知る。「看護師のための祈り」、看護者に与えられたメダルの話を知る
 看護師に必要なセルフケアについて知る
E) 自己学習の発表と実技テスト
 自主学習として取り組んだ学びを、セミナーの中で発表し共有する。
 全身アインライブング認定施術者となる事を希望する場合は、実技試験を受験する。

4. アントロポゾフィー医療における各種療法
アントロポゾフィー医療の中で処方される各療法について理論を学び、患者に説明できる。これらの療法は、単なる体験に留まらず、受講者自身の豊かな発展のために、折に触れて体験・受講することが勧められる。
A) オイリュトミー療法
B) 音楽療法
C) 絵画・造形療法
D) バイオグラフィーワーク

C. 基礎コースの構成

上記内容を200単位※2以上の時間をかけて履修し、さらに各モジュールで出題された課題を提出することで「基礎コース」の修了となる。
講義は、アントロポゾフィー看護師養成の教育資格を持つ、アントロポゾフィー看護スペシャリスト2名以上が同席する講義によって構成される。
講義の中には、看護以外のスペシャリスト(医師、療法士、司祭等)による講義も含まれる。
(※2:1単位=15分の休憩を含む60分)
現在開催されている、基礎コース3期の主な内容と、今後の予定は以下の通り。

第1モジュール
人間の本質(四層構造、三分節を中心に)、植物の理解、アインライブングの理論と実習、オイリュトミー療法など(65単位)
3期 2018年10月27日〜2018年11月2日 (既に終了)

第2モジュール
人間の本質(誕生と死、12感覚を中心に)、12の看護の所作、湿布の理論と実習、湿布に用いる植物の理解、バイオグラフィーワーク(59.5単位程度)
3期 2019年4月27日〜2019年5月3日開催予定 (受付終了)

第3モジュール
マクロコスモスとミクロコスモス(7つの惑星・金属・臓器を中心に。またこれらと照応した心療内科)、絵画療法など(61単位程度)
3期 2020年4月下旬 (未定)
※初めての方はこのモジュールには参加することができません。過去に、一度でも基礎コース 第1、2モジュールを受講した方が対象となります。

第4モジュール
特別な手当、看護者の発展、音楽療法の体験、ケーススタディの発表 基礎コース修了式 (19単位程度)
3期 2021年4月下旬(未定)

連絡フォーム

こちらのフォームへ記入して送信して頂くと、事務局へメールが送信されます。

◆ お名前〈必須〉

◆ メールアドレス〈必須〉

◆ 通信欄

このフォームへ記入していただいた個人情報は、日本アントロポゾフィー看護協会が厳重に管理し、事務連絡および法人の事業活動のみに使用します。

アインライブング施術案内

リズミカルアインライブングとは

アントロポゾフィー医学を創始させたイタ・ヴェーグマン医師が考案し、マーガレット・ハウシュカ医師が発展させたもので、正式には「ヴェーグマン/ハウシュカによるリズミカルアインライブング」と呼ばれています。アインライブングという言葉は、ドイツ語で「さすりながら何かを内部に入れ込むこと」を意味します。
リズミカルアインライブングは、流れるようなリズムと軽さで、自然素材で作られたオイルや軟膏を個人個人に適した方法で塗布していきます。マッサージと異なり、身体に働きかける時、手で強く押したり揉んだりすることはありません。
ある時は問いかけるように、ある時は耳を傾けるように私たちの手は優しく体に触れていきます。それは音楽的でもあり色彩的でもあるように感じます。 やさしく心地よい覆いに包まれ、穏やかなリズミカルな動きと温かい共感的なタッチによって、バランスを崩しかけた心と身体に、調和をもたらすように手助けいたします。
私たちは、リズミカルアインライブングをアントロポゾフィー看護ケアの一部として位置づけています。

施術の流れ

1.カウンセリング:使用するオイルやバスミルクを選んでいきます。
2.フットバス(約15分):優しいハーブの香りと温かさで,心と体をほぐします。
3.リズミカルアインライブング(約30分):背中・腕・胸・お腹・脚の順に、ゆったりとした流れに誘いながら、穏やかなリズムを、感じていただきます。
4.休息(約20分):心地よい覆いに包まれ、安らいだ感覚が、身体に浸透していきます
5.お疲れ様でした。施術後に温かいお茶をお薦めします。できれば、今夜の入浴を控えて下さい。

リズミカルアインライブングの施術について

リズミカルアインライブングの施術は、アントロポゾフィー看護の知識を持ち、スイス/ドルナッハに本部を置く「アントロポゾフィー看護のための国際会議」で公認されたコースにおいて施術認定を受けた看護師(准看護師を含む)、保健師あるいは助産師が行います。
リズミカルアインライブングは、ご自身のリラックス、健康増進のために受けていただけます。ただし、病気等で治療中の方は、アントロポゾフィー医学の知識を持つ医師の診察を受けていただき、その医師の処方により施術を受けていただくことをおすすめしています。

 リズミカルアインライブング施術者

リズミカルアインライブングは、アントロポゾフィー看護独自の技術です。
認定を受けた施術者が全国におります。
ここでご紹介する施術者は、2年に1度のブラッシュアップ講習に参加し、技術を更新しています。
詳細は事務局にお問い合わせください。

事務局 anthro-nr(ア)rel-int.jpn.org
(メールアドレスは迷惑メール防止のために@を(ア)と表記しています。メールでお問い合わせの際には、(ア)を半角の@に変更してください。)

⇒ ウェブでの情報公開に同意している施術者のリストはこちら

リンク

アントロポゾフィー医学のための医師会

http://j-paam.org/
日本アントロポゾフィー看護協会の会員は、講座の案内、割引などが受けられます。

日本アントロポゾフィー医療の会

https://r-steiner-i-wegman.jimdofree.com/

ゲーテアヌム/医学セクション(英語)

http://www.medsektion-goetheanum.org/en/
スイス のドルナッハにある精神科学自由大学の医学セクションのページです。 国際アントロポゾフィー看護ゼミナールの教師は医学セクション看護部門のメンバーです。

アウディオペーデ

http://audio-pade.com/
アントロポゾフィー医療に基づいた音楽療法についてのサイトです.

日本オイリュトミー療法士協会

http://eu-therapy.jp/eurythmy

アントロポゾフィーに基づく絵画造形療法士の会

http://j-aat.org/

アントロポゾフィー音楽療法士の会

http://anthro-mt.info/

IFAN (International Forum for Anthroposophic Nursing)

https://anthronursing.care/en/

Vademecum (Äußere Anwendungen in der Anthroposophischen Pflege)

http://www.pflege-vademecum.de/indikationen.php

入会案内

お知らせ

「アントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会」は2021年3月 

一般社団法人 日本アントロポゾフィー看護協会

(英語名 Japanese Association for Anthroposophic Nursing、略称:JAAN)

となりました。

 

当法人の会員について

当法人の会員には、「正会員」と「その他の会員」があります。

  1. 正会員 (一般法人法上の社員にあたります)
    下記のいずれかの条件を満たし、当法人の目的に賛同して下さる個人。
    ①日本の保健師助産師看護師法に定める各種免許を所有する者
    ②日本国外において、①と同等と考えられる資格を取得または認定されている者
    正会員は総会での議決権を持ちます。会の活動に主体的に参画、協働して下さる方が対象となります。
  2.  

  3. その他の会員   
    当法人の目的/事業に賛同して下さる個人及び団体。総会での議決権はありません。
    ① 一般会員
    看護職等、当法人の目的に賛同し、入会を希望する個人。
    ② 学生会員
    当法人の目的に賛同し、保健師・助産師・看護師法に基づく養成校に在籍する学生。
    ③ 賛助会員
    当法人の目的に賛同し、財政面で法人を支援する個人または団体。
    ④ 特別賛助会員  
    当法人の目的に賛同し、財政面で法人を支援する団体。

全ての会員の皆さまは、当会の活動に関する情報を受け取ることができます。
また、当法人及び「日本アントロポゾフィー医療の会」が主催する講座等に会員価格で参加することができます。

それぞれの会費は次の通りとなります。
(1)正会員   入会金5,000円 年会費 10,000円
(2)一般会員  入会金5,000円 年会費 10,000円
(3)学生会員  入会金免除  年会費 1,000円
(4)賛助会員  入会金5,000円 年会費 1口5,000円を1口以上
(5)特別賛助会員 入会金5,000円 年会費 1口30,000円を1口以上
年会費は、毎年1月1日より同年12月31日までの1年間の会費をいいます。

入会をご希望の方は、希望する会員種別を選び、下記リンク先の専用フォームからお申し込み下さい。

入会に際し、「設立趣旨書」「定款」「会員規程」もご覧になれます。

退会について

退会はいつでもできます。退会される方は、事前(1ヶ月以上前)に退会する旨を申し出ていただき、当会所定の退会届を提出してください。

  ⇒ 退会届テンプレート(ワード形式)ダウンロード

これまでの活動

お蔭様で、以下のイベントは全て、好評のうちに終了いたしました。

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国際アントロポゾフィー看護ゼミナール 基礎コース第3期(募集終了)

日本国内では唯一、アントロポゾフィー看護を総合的に学べるコースです。
ルドルフ・シュタイナー博士が創始したアントロポゾフィー(人智学)の考え方に基づく、
人間観と世界観、医学・看護に関する基礎知識を学びます。

第1モジュール: 2018年10月27日(土)~11月2日(金)
第2モジュール: 2019年4月27日(土)~5月3日(金)

看護ゼミナール3期生募集にともない、リズミカルアインライブングの体験会を開催しました。

体験会日時: 2017年 12 月 16 日( 土) 13 :30 ~ 16 :30
場所: 福岡県福津市 小さいおうち自由クリニック

体験会日時: 2018年 2 月 25 日(日) 13 :30 ~ 16 :30
場所:大阪市 難波市民学習センター

体験会日時: 2018年 3 月 18 日(日) 13 :30 ~ 16 :30
場所: 愛知県豊田市 あげつまクリニック

体験会日時: 2018年 4 月 8 日(日) 13 :00 ~ 16 :00
場所: 神奈川県横浜市 すみれが丘ひだまりクリニック

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国際アントロポゾフィー看護ゼミナール 基礎コース第2期修了しました

第1モジュール:2014年4月29日(火)~5月5日(月)

講師:Anne Joris(アントロポゾフィー国際看護フォーラム委員)
Sasha Gloor(アントロポゾフィー看護教育センター講師)
会場:医療法人あげつまクリニック

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国際アントロポゾフィー看護ゼミナール 基礎コース第1期が、 盛況のうちに修了しました!!

2013年4月27日~5月3日愛知県豊田市のあげつまクリニックで、
当会主催の1期国際アントロポゾフィー看護ゼミナールが開催されました。

2004年に日本で初めて、医師のための講座が開催され、その後、
日本におけるアントロポゾフィー医療・看護の実現にむけて、当会は誕生しました。

5年コースである、「国際アントロポゾフィー看護ゼミナール」が今期、
その最終年度を迎えることができました。

2009年からの5年間、さまざまな困難な中で、このゼミナールを継続して開催してまいりました。
IPMT時代から10年に渡り、看護の講師として立ってくださっているアン・ジョリス先生、
通訳/オイリュトミー療法士の浅田豊さん、看護ゼミとして サーシャ・グロア先生、

そして今年は、ゲーテアヌム医学部門 国際アントロポゾフイー看護フォーラム
代表であるロルフ・ハイネ氏を講師としてお迎えすることができました。

今回、第一期修了者は20名 内5名がエキスパートの認定を受けました。
修了されたみなさま、本当におめでとうございます!!

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第30回公開講座
いきることそして進化に関わる環境としての建築 病気と関わる空間を考える

日時:12月16日(日)13時30分~16時45分
場所:すみれが丘ひだまりクリニック
講師:岩橋亜希菜氏

内容:
病気と言う状態の中に身を置くとき、それは辛く困難な時間となります。しかし同時に「病であることもひとつの自然な状態であり、病気をすることも意味があるのだ」とすると、過去と未来を結び合わせる現在の中今という1シーンに病を通して関わるものはどのように振舞うのでしょうか。この振る舞いをどうとるかによって、そこでの行為やいとなみの質が変わってきます。建築は内部空間と言うひとつの世界を形成しますが、その質は空間をどのように創りたいかによって変わってきます。機能やフォルムに翻訳されて建築の肉体や皮膚を形成してゆき、完成した建築はその質を通して人に語りかけ、人は空間を呼吸して生きてゆきます。ですから建築は空間環境として、そこでのいとなみと同じ様に人に関わっています。今回は医療の場としての建築はどのような空間の質を必要としているのか、そしてそれはどのように形成されるのかを、医療という振る舞いを中心として考えてみたいと思います。

講師プロフィール:
芝浦工業大学工学部建築学科卒業。1989年-90年度国際ロータリー財団奨学生として、アントロポゾフィーの芸術大学、“アラーヌス造形芸術大学建築学科”(ドイツボン=アルフタ-)に留学。シュタイナーの理論とこれを基にした芸術論、建築を学ぶ。1991年10月卒業Diplom取得。在学中より当大学教授の画家・建築家のFrank-Rüdiger Hildebrandt氏に師事し、“Freie Waldorf Schule Heidelberg” 第3&4期工事の設計を担当する等、3つのシュタイナー学校の設計に従事。帰国後、上松研究室。2003年独立。2007年よりシュタイナー学園高等部(藤野)12年生担当

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第29回公開講座
「オープンダイアローグって何?~フィンランド視察研修から学んだもの~」

日時:5月27日(日)13:30~15:30
会場:難波市民学習センター
講師:岡本響子氏(天理医療大学 看護学科 教授)
八尋美千代氏(ほっとメンタルクリニック院長 アントロポゾフィー医学認定医)

内容:
オープンダイアローグ(OD)はフィンランドで1980年代に始まった精神科医療の手法です。精神疾患によって「困りごと」が起こった時に、患者さんと治療者や家族、更には患者さんを取り巻く社会の人々が対話を重ねることで、事態が変容していくというのです。それは、病気を異常な事として排除し取り去ろうとするのではなく、互いの存在を尊重し、そのままを認め合い、共に生きていこうとする医療とも言えます。日本でも2010年頃から注目され、講演会、実践者養成のトレーニングコース、フィンランド視察研修などが開催され、実践を試みる医療機関もわずかですが生まれています。この講座では、ODのトレーニングコースやフィンランドでの視察研修などに参加した2人が、そこから学んだものを皆さんと共に振り返ります。アントロポゾフィー医療や看護を学ぶものにとっても興味のある内容です。ODから何を学ぶか探っていきましょう!

講師プロフィール:

  • 岡本響子氏:広島大学大学院総合科学研究科博士後期課程修了、心理学で学位を取得。その後1994年国立病院福山医療センター附属看護学校を卒業。国立病院賀茂精神医療センター、看護教員を経て2015年より天理医療大学専任教員及び平和会吉田病院非常勤看護師(精神科スーパー救急病棟)1年前にオープンダイヤローグに出会い、昨年4月にフィンランドへ。フィンランドとODに魅了され、2月には2回目のフィンランドに(私的旅行もいれると3回目)視察研修に参加。
  • 八尋美千代氏:滋賀医科大学卒。大阪大学医学部附属病院神経科精神科、兵庫医科大学救命救急部での研修後、関西労災病院、さわ病院、近畿中央病院などに勤務。精神科治療に携わる中で、治療精神医学、アントロポゾフィー医学、ダイアローグ、ODに出会う。「私」であること、また他者の中の「私」、これらの両者を健康につなぐ医療を目指している。精神保健指定医 、精神科専門医、アントロポゾフィー医学認定医、2013年ほっとメンタルクリニック開院。2017年ODトレーニングコース受講。

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第28回公開講座
治療教育の実際 ~アントロポゾフィー看護の視点から~

日時: 2017年11月26日(日)13時~15時
場所: すみれが丘ひだまりクリニック
講師: 江崎桂子氏

内容:
今回のアントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会公開講座では、治療教育について学びます。R.シュタイナーの人間観に基づく治療教育とは、なんでしょう。 その視点から、支援の必要な子どもたちについて考え、実際に行なわれていることを、お聞きします。また講座の中で参加者が体験することにより、医療者の協働について共に考えたいと思います。

講師プロフィール:
治療教育家/薬剤師/バイオグラフィーワーカー 娘の一人がダウン症であったことがきっかけでシュタイナー教育と出会い、2001~06年渡独。ヴィッテンのシュタイナー教育研究所にて治療教育を学び、帰国後、社会福祉士を取得。現在、八王子で仲間と共に教育とセラピーの場「アルテミシア」を共同主宰。

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第26回/第27回公開講座
アントロポゾフィー薬学連続講座第4回
「アントロポゾフィー薬学と惑星との関係」~金属と金属製剤、ポテンタイズ、エッセンシャルオイルに関して~

第26回/日時:2017年 2月26日(日) 13時30分~16時30分
場所:すみれが丘ひだまりクリニック

第27回/日時:2017年 3月4日(土) 13時30分~16時30分
場所:大阪市難波市民学習センター 第3研修室

講師:
吉田秀美氏(アントロポゾフィーに基づく日本薬剤師協会会員、薬膳、ハーブ・アロマ・バッチフラワー講師、日本の薬草を使ってアントロポゾフィー製剤学に基づく薬の研究に専念。)
江崎桂子氏(アントロポゾフィーに基づく日本薬剤師協会会員、治療教育家、バイオグラフィーワーカー。)

内容:
私たち人間は地球を取り巻く宇宙からの影響を少なからず受けています。シリーズ最終回となる今回は、私たちの臓器と関係の深い7つの惑星、7つの惑星と関係深い金属の特性、それが人間のどの器官と関係をもっているのか見ていきます。また製剤の例をあげて製法・使い方などをお伝えいたします。製剤プロセスで行われるポテンタイゼーションによる作用の違い、さらに外用で使われることの多いエッセンシャルオイルを三原理から考察して香りの本質についてお伝えいたします。アントロポゾフィー的に香りを理解することで人間の三分節、四分節とどのように関わるのかを探っていきたいと思います。

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第24回/第25回公開講座
アントロポゾフィー薬学連続講座第3回
「アントロポゾフィー薬学における製薬法と薬剤」~リズム法、ヤドリギ製剤、臓器製剤、ドロン製剤~

第24回/日時:2016年 11月12日(日)13時30分~16時30分
場所:大阪市男女共同参画センター南部館 クレオ大阪南 研修室

第25回/日時:2016年 12月11日(日)13時30分~16時30分
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟105

講師:
吉田秀美氏(アントロポゾフィーに基づく日本薬剤師協会会員、薬膳、ハーブ・アロマ・バッチフラワー講師、日本の薬草を使ってアントロポゾフィー製剤学に基づく薬の研究に専念。)
矢部五十世氏(アントロポゾフィーに基づく日本薬剤師協会会員、ドイツアントロポゾフィー薬剤師会会員。)

内容:
アントロポゾフィー薬剤は深い叡智に基づき特別な方法で製造されます。第3回目の今回の講座では製造過程のリズム法について、製剤はヤドリギ製剤・臓器製剤・ドロン製剤をご紹介します。リズム法は、朝と夕、温と冷、動と静のリズムを通して薬剤を生命化します。ヤドリギ製剤は、ルドルフ・シュタイナーがヤドリギの生態から癌との関連を指摘し、彼の示唆に基づき製造されています。動物の臓器を用いる臓器製剤は人間のエーテル体に働きかけますが、どのような臓器が使われるのか、またドロン製剤とはどのようなものかを、今回はカルディオドロンを例に取りお話しいたします。

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第22回/第23回公開講座
アントロポゾフィー薬学連続講座第2回
「三原理と熱プロセス」 ~まずは体験してみよう!~

第22回/日時:2016年 6月26日(日)13時00分~16時00分
場所:アトリエ・ルリユール

第23回/日時:2016年 7月10日(日)13時30分~16時30分
場所:大阪市男女共同参画センター クレオ大阪中央 4階 クラフト調理室

講師:
小澤裕子(アントロポゾフィーに基づく日本薬剤師協会会員、「漢方専門薬局悠久庵」管理薬剤師、仲正雄氏講演録「翁雄正話おーきなおせわI~VI」編集発行人)
河端則子:(アントロポゾフィーに基づく日本薬剤師協会会員、元高校理科講師、シュタイナーとゲーテの自然観を学ぶ「らせん教室」メンバー)

内容:
アントロポゾフィー医学の基礎に必ずでてくる「三原理:塩・水銀・硫黄」。これら3つの特性は外界でどのような働きをして、私たちの内面にはどう働きかけてくるのでしょうか? 3つのキャラクターを実際に体験してみましょう。アントロポゾフィー医薬品の製剤方法で出てくる「熱プロセス」。各熱段階を経た物質はどのような変容を遂げ、私たちの体内でどのような動き・働きをするのでしょうか?基本的な6つの段階について実験します。実際に味わって、感じてみましょう。体験しなくちゃ分かりません!

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第20回/第21回公開講座
アントロポゾフィー薬学連続講座第一回
「アントロポゾフィー薬剤の考え方と人間の構成要素」

第20回/日時:2016 年3 月5 日(土)13 時30 分~16 時30 分
場所:難波市民学習センター

第21回/日時:2016年3月26日(土)10 時00分~13時00分
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟306

講師:小澤千世子氏

内容:
アントロポゾフィー医療で使われる薬ってどのようなものでしょう? 馴染みの少ないアントロポゾフィーの薬を、 多くの看護師や医療従事者のみなさまに知っていただきたく4回の連続講座を企画いたしました。アントロポゾフィーでは、薬剤がどのように考えられて製剤となり使われていくのかを、アントロポゾフィー薬学を学んでいる薬剤師の方々にわかりやすく教えていただきます。

講師プロフィール:
アントロポゾフィー薬学薬剤師、日本アントロポゾフィー医学を学ぶための医師会 薬剤師部門会員、バイオグラフィーワーカー、花療法実践家

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第18回/第19回公開講座
「家庭でできる外用手当入門」~植物素材を用いた巻きシップ~

日時:2015年8月23日(日)14時~16時
第18回/場所:セシオン杉並(高円寺地域区民センター)第2和室
講師:村上典子氏
第19回/場所:大阪市立男女共同参画センター クレオ大阪中央
講師:揚妻由美子氏

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第16回/第17回公開講座
「看護に役立つ歌唱療法の紹介と体験講座」

第16回/日時:2015年2月8日(日)10:30〜16:00(休憩時間含む)
場所:大阪市立男女共同参画センター クレオ大阪南 南部館
第17回/日時:2015年2月22日(日)10:30〜16:00(休憩時間含む)
場所:ホームギャラリー ステッチ
講師:平井久仁子氏(ゲーテアヌム精神自由大学・医学部門公認歌唱療法士、アトリエ カンテレ主宰)

内容:
みなさん歌唱療法と聞いて、どんなことを行うと想像しますか?歌を歌う療法に間違いはないのですが、既存の曲を歌うわけではありません。子音や母音を様々に組み合わせたものをメロディーにのせて歌ってもらいます。そして、その言葉の形成力や響きを体と心に作用させます。歌唱療法士はクライエントの声を聞いて、その人が必要としている子音や母音を選びます。講座ではどのような観点からクライエントに必要な子音と母音を選ぶか、またいくつかの症例を交えながら、どのように歌唱療法が行われているかお話ししていただきます。

講師プロフィール:
2001~2007年ラウルコウル基礎科と研究科(フィンランド)において学ぶ。
2004~2008年 トーマス・アダム主催の「アンカヴァーリング・ザ・ヴォイスを基礎とした歌唱療法コース」     (ドイツ・ボッホム)に参加し、終了。

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第15回公開講座
「占星術から健康、病、カルマを考える」~看護のための占星術入門~

日時:2014年4月5日(土)
第1部 14:00~15:30(開場13:00)
第2部 16:00~17:30
場所:国際奈良学セミナーハウス
講師:丹羽 敏雄氏 (津田塾大学名誉教授 理学博士)

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第13回/第14回公開講座
『あたたかさが伝わるリズムアインライブング』

第13回/日時:2014年2月16日(日) 13:30〜16:30
場所:笹塚区民会館(和室)

第14回/日時:2014年2月23日(日) 13:30〜16:30
場所 : 大阪市立難波市民学習センター(和室)JR難波駅上

内容:リズムアインライブングの紹介・体験会
リズムアインライブングは、アントロポゾフィー医学の治療法のひとつとして開発されました。それは繊細なタッチとリズムある動きによって体にオイルを塗ることです。やさしく心身を包まれた感覚、皮膚を通して与えられた螺旋状のなめらかなリズムある動きが身体に作用し、あたたかさと人が本来持っているリズムを呼びさまします。リズムアインライブングは全身に行うものですが、この体験会では腕と脚のリズムアインライブングを体験していただけます。第2期国際アントロポゾフィー看護ゼミナールへの参加をお考えの方はぜひお越しください。

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第1期/5MD 国際アントロポゾフィー看護ゼミナール

日時:2013年4月27日~5月3日
会場:愛知県豊田市 あげつまクリニック
講師:ロルフ・ハイネ氏(ドイツ アントロポゾフィー看護協会理事)

・看護ゼミナール内、医療従事者のための講座
日時:2013年4月28日~29日 9:30-18:30(休憩 12:30-14:00)
テーマ:人間の構成要素から見た診断

・一般向け公開講座
日時:2013年4月27日~30日 19:30-21:00 参加費:1コマ3000円/各
4月27日                      9分節
4月28日              自分自身をケアすること
4月29日    医学のシステムとして医学セッションについて
4月30日                   自己修行の道

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第11/12回公開講座
「療法としての リズミカル・マッサージ とは」

第12回/日時:2013年3月10日(日)
一般公開:午後0時45分~2時15分
会場 : 神戸市勤労会館 3階
講師:ハンク・コート氏 (リズミカル・マッサージ療法士、シュタイナー栄養学療法士)

第11回/日時 : 2013年3月3日(日)
第一部:一般公開  午後1時~2時30分
第二部:医療従事者向け 2時45分~5時
会場 : 山本記念病院 自由診療部

内容:
リズミカル・マッサージとアインライブングは姉妹関係にあります。両者ともアントロポゾフィー医師であるイタ・ヴェーグマンがスウェーデン・マッサージからアントロポゾフィーの視点で改良したものです。アインライブングは看護職独自の看護技術であり、リズミカルマッサージは看護師もそうでない人も特定の講習を受ければ取得できる技術です。 今回はイギリスのリズミカル・マッサージ協会の副理事長のハンク・コート氏を講師にむかえて講座を開きました。

講師プロフィール:
イギリスのリズミカル・マッサージ協会の副理事長。ドイツでリズミカル・マッサージ療法士の資格を取得。

以来17年間、イギリスのブリストルにある重度の学習障害を持つ子どもたちのための全寮制の学校、セント・クリストファーズ を中心に複数のキャンプヒルでセラピストとして働いている。昨年5月にヘレン・マーティン氏と共に中国、北京においてリズミカル・マッサージ療法士の養成コースを始める。その他にも、ヨーロッパや中国各地でリズミカル・マッサージ療法とシュタイナー栄養学についての初心者向けの講座を数多く開いている。

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第10回 公開講座  

「音楽療法の実際」~アントロポゾフィー看護の視点から~
日時: 2012年12月9日(日)14時~16時30分(開場13時30分)
場所: 大田区民センター 第4教室
講師: 竹田喜代子氏

内容:
現代社会の中で五感は絶えず刺激にさらされていて、とりわけ聴覚に関しては、音の洪水の中で暮らしを営んでいると言っても過言ではないと思います。 音楽療法のメロディ,ハーモニィ、リズムや音の響きの体験は、患者さんの心身にどのように働きかけ、治癒の方向に導いていくのでしょうか? 今回の講座は『1.音楽療法について 、2.ワークショップ(響きのもたらす力)、3.症例』 の3部構成で音楽療法の実際について学び、患者さんの理解を深めたいと思います。

講師プロフィール:
音楽教育家、音楽療法士 (ゲーテアヌム 精神科学自由大学教育部門、医学部門公認)
元 東京シュタイナーシューレ(現シュタイナー学園)音楽専科教師。1989 年より主に自閉症児の音楽療法を実践。 現在、医療機関と連携し、子供から成人までの療法活動をしている。ドイツの教員養成所とともに療法的音楽教育者養成中。2年前から、ベルリン、ハーベルヘーエの音楽療法士養成所の後援のもとで日本初の音楽療法士養成を行なっている。

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第9回 公開講座 
「芸術療法の実際」~アントロポゾフィー看護の視点から~

日時:2012年7月15日(日)午前10時 ~午後1時
会場:神宮前区民会館
講師:吉澤明子氏(芸術療法士、画家)

内容:
芸術療法は、患者さん自らが芸術に取り組むことにより、能動的に自己治癒力を高めることを目指します。芸術療法士は、患者さんのどんな点に着目し、数ある技法の中から、適した技法を選び、治癒力を高める方向に導いていくのでしょうか?今回の講座は、 1、芸術療法(水彩、フォルメン線描,彫塑など)について、2、実習(木炭画 白黒線描 光と闇の体験)3、症例の3項目を取り上げ、看護の視点から 芸術療法の実際についての学びを深めました。

講師プロフィール:
1987~92年ドイツのヴィッテン教員養成機関及び ヘルデッケ共同体病院にて 芸術療法を学ぶ。
帰国後老人ホーム、障害者施設にて指導に関わる。 現在 横浜,那須の医療機関や、療法スペースにて活躍。

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第8回 公開講座
「バイオグラフィー」~アントロポゾフィー看護の視点から~

日時:2011年11月23日(祝)12時30分~17時(休憩時間を含む)
会場:聖母大学(上智大学目白聖母キャンパス)
講師:寺尾 昭彦氏

内容:
アントロポゾフィーの視点からみたバイオグラフィーは、独特のライフサイクル論から成り立ち、看護・医療に大きくかかわってきます。“子どもの教育”であるシュタイナー教育では21歳までのバイオグラフィーの観方を大切にしています。21歳から先の“大人”は、バイオグラフィーのアーキタイプも知り、それを基に自分の人生や他の人の人生を振り返ることによって、自分のことや他の人の人生を深く理解できるようになります。それは“大人の教育”または“自己教育”ともなり、それによって、病気を始めとする困難を受け止めることができるようになったり、将来の病気や困難を予想し、予防できる可能性をも秘めています。また、お互いがお互いの人生を深く知り合うことによって、新しい意識での共同体を創りあげることもできるようになるでしょう。

講師プロフィール:
プロフェッショナルバイオグラフィーワーカーズ「ジュピター」メンバー。英語教師。約10年前に、イギリスにあるエマーソンカレッジで人智学に出会い、バイオグラフィーワークとカウンセリングを学ぶ。現在、帰国し国内で活動中。

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第7回公開講座  
オイリュトミー療法 ~看護の視点に焦点をあてて~

日時 : 2010年7月10日(日)
第一部 13時  ~14時30分
第二部 14時45分~16時30分
会場 : 聖母ホーム
講師 : 石川 公子氏

内容:
オイリュトミー療法は、運動療法の一種で、アントロポゾフィー医療の中の大きな柱の一つです。
第一部では、「オイリュトミー療法とは何か」の講義とともに、簡単な体験をご一緒にしていただきます。
第二部は 会員限定とし、「看護に焦点をあてたオイリュトミー療法」について、症例報告を中心に講義と体験が行われます。オイリュトミー療法の実際―療法の基礎となる4分節に基づく患者の動きの診断、療法の方向性について話をしていただいた後、オイリュトミー療法を実際に体験し、看護の視点からも共通するオイリュトミー療法について見ていきました。

講師プロフィール:

87-99年渡独。オイリュトミー療法士、治療教育家、バイオグラフィーワーカー。現在、横浜・東京を中心に病院、クリニックなどでオイリュトミー療法を行う傍ら、ワークショップ、翻訳等の活動を行う。08年よりドイツで一年間の医学ゼミナールに参加。オイリュトミー療法士ネットワーク代表。シュタイナー音楽療法基礎講座講師。共訳に「医療と教育を結ぶシュタイナー教育」(ミヒャエラ・グレッケラ-著)

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第6回公開講座
アントロポゾフィー看護の実際 PART2
~英国でのアントロポゾフィー看護の実践をとおして~

日時 : 2009年11月21日(日)13時30分~16時
会場 : 青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル
講師 : 久保 さえり氏

内容:
アントロポゾフィー看護を学ぶ看護職の会では、イギリスの人智学施設で多くの経験を積まれた久保さえりさんをお迎えして、第6回公開講座を開催いたします。第5回の公開講座では、PART1としてアントロポゾフィー看護での自然とのかかわりや世界観についてお話しいただきました。今回はイギリスで実践を通して感じられたことなど、一歩進んだお話を伺いました。

講師プロフィール:
看護学校卒業後、公立病院の看護師、看護学校教員を経て36歳で渡英。アバディーンのキャンプヒルのボランティアをはじめ、肢体不自由児施設、ケアハウス等で働きながらキャンプヒルの人智学看護師コースを受講。また、人智学の診療所兼ナーシングホームであるパークアットウッドクリニックにて看護助手の研修などを経験。その後、ケアハウスのハウスマザー、老人ホームのスタッフ、人智学の病院ラファエルセンターでの看護研修、エクスターナルアプリケーションセラピストとしての勤務を経験した後帰国。バイオダイナミックスマッサージ師、人智学的な芸術療法士の資格も取得。

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第5回公開講座   
「 アントロポゾフィー看護の実際 ~英国での実践を通して~ 」

東京/日時:2009年6月20日(土) 午後1:00~3:00
場所:聖母ホーム

大阪/日時:2009年6月5日(土)
場所:阿倍野市民学習センター

講師:久保さえり氏

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第4回公開講座    
「私の体験したイギリスでのアントロポゾフィー看護」

日時: 2009年1月23日(土)午後 1:00~3:00
場所: 青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル9F 第16会議室
講師:久保さえり氏

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第3回公開講座
「アントロポゾフィー看護の日本での活動と将来性」

講師:大住 祐子氏   (「シュタイナーに看護を学ぶ」の著者)
日時:2008年4月19日(日) 午後4:00~5:30
場所:青山学院大学 青山キャンパス  総研ビル9F 第16会議室

内容:
今回は「シュタイナーに看護を学ぶ」の著者、大住祐子さんのお話でした。ドイツでアントロポゾフィー看護を学び帰国された後、日本で「人智学に基づく医療・看護研究所」を設立され、アントロポゾフィー看護に関する講演等も多数されていらっしゃいます。アントロポゾフィー看護の日本での活動を中心に、今後の日本でのアントロポゾフィー看護の可能性など未来へ向けてのお話をしていただきました。このお話がさらに日本におけるアントロポゾフィー看護の発展へとつながることを願っています。

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第2回公開講座
「アントロポゾフィー看護の魅力と可能性」
-ドイツスイスのアントロポゾフィー医療の場を体験して-

日時:2007年11月8日(土)13:00~15:00
場所: 共立女子大学(神田一ツ橋キャンパス 3号館)
講師: 伊藤 良子 氏 (京都市立看護短期大学准教授)

内容:
7月に青山学院大学で催された「アン・ジョリス氏」の公開講座に続き、今回はドイツやスイスのアントロポゾフィー系の病院で看護師や実習生として学ばれた「伊藤良子氏」をお招きし、日本人の視点から体験したアントロポゾフィー看護の実際をお話していただく機会に恵まれました。昔より看護は患者さんに手を当て、癒すことを行為の1つとしてきました。今回は、このような看護ケアの中核となる部分を伊藤氏の体験談を通して学びました。

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第1回公開講座
「アントロポゾフィー看護に基づく看護への新しいアプローチ」

日時: 2007年7月18日(金)午後7:00~8:30
場所: 青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル9F 第16会議室
講師:アン・ジョリス 氏(ゲーテアヌム精神科学自由大学医学部門国際アントロポゾフィー看護フォーラム委員)
通訳:浅田 豊 氏

内容:
日本の高度に専門分化された医療の中で、看護することの意味を見失いかけていませんか?理想と、医療現場の現実との大きなギャップを嘆きつつ、忙しさに流されて疲れ果てている日々。そんな看護職の方々にぜひお聴かせしたい講演でした。アントロポゾフィーの看護は、新しい視点で看護を見るきっかけとなります。 講師のアン・ジョリスさんは、アントロポゾフィー医療が始まった最初の病院であるスイスのイタ・ベーグマンクリニックで長年、アントロポゾフィー看護を実践され、またアントロポゾフィー協会の医学部門でアントロポゾフィー看護師を育成するお仕事をしている方です。 今回はアントロポゾフィー看護とはどんなものかについてお話していただきました。 人を全体としてみて、看護すること。アントロポゾフィーの病院には、入っただけで癒されるような雰囲気があふれています。スイスで始まったこの看護にふれてみませんか?